食のインフラを支える仕事
備後圏域85万人の食生活を担い、生鮮商品を取り扱う青果物卸売会社です。
生産者と販売先(消費者含む)の需給バランスを考慮し、生産者、販売先とのリレーションを強化しながら、ソリューションの内容を高め、安定的な受託、買付仕入を行い、品質管理を厳正に行う中で適正価格で地域消費者へ提供しております。
川上の生産者から川下の消費者へ新鮮な青果物を届ける備後圏域プラットホームとして地域のニーズに沿った食材を販売しております。
公正な価格を決定します
福山青果に集荷された青果物の価格は、事前に決められていません。代わりに、営業担当者が生産者とスーパーや仲卸業者の間に立ち、以下の要素を考慮して公正な価格を決定します。
- 需要と供給のバランス
市場の需要と供給の状況を見極めます。
例えば、特定の野菜や果物が市場で不足している場合、その価格は高くなる傾向があります。 - 生産コスト
生産者がその青果物を育てるためにかかったコストを考慮します。
これには、種子、肥料、労働力、輸送費などが含まれます。 - 品質の優劣
青果物の品質も価格に大きく影響します。新鮮で高品質なものは高値で取引されることが多いです。
流通経路を経て消費者へ
価格が決定された青果物は、次のような流通経路を経て消費者に届けられます。
- 仲卸業者:市場で青果物を購入し、小売業者や量販店に販売します。
- 小売業者:スーパーマーケットや青果店などで消費者に直接販売します。
- 量販店:大規模なスーパーマーケットやチェーン店で販売されます。
- 中食産業:弁当や惣菜などを製造・販売する業者に供給されます。
- 外食産業:レストランやカフェなどで使用されます。
さらに、営業担当者は青果物の年間を通じた安定供給を図るため、全国各地の生産地と日々連絡を取り合い、季節ごとの生産状況や市場の動向を把握しています。これにより、消費者が一年中安定して新鮮な青果物を手に入れることができるようになるのです。