2025.02.27
春大根
| 産地 | 長崎県 |
| 出荷者 | ＪＡ島原雲仙 |
| 入荷期間 | ３～５月 |
| 主な規格 | S〜４Ｌ |
| 担当 | 野菜部 井上智博 |
一般的な大根が夏から秋に種をまき、秋から冬に収穫されるのに対し、初冬から春先にかけて種をまき、春から初夏にかけて収穫される大根を「春大根」と呼びます。
普段私たちがスーパーで目にする大根は「青首大根」という品種です。葉から下の３分の１ほどが薄い緑色をしているため「あおくび」と呼ばれます。青首大根は一年中手に入ります。
「春大根」の形は先が細くなったタイプが多く、肉質は水分がやや多く、青首大根と比べて辛みが強い傾向にあります。
担当者より
春大根の最大の特徴は、その高い水分量にあります。冬大根と比べると、春大根は水分量が９０％以上と非常に多く、みずみずしくて柔らかいのが特徴です。このシャキシャキとした食感が、春大根の大きな魅力の一つと言えます。
お勧めの食べ方は、大根サラダにしたり、細く薄くスライスしてツナや酢の物に和えたり、刺身に添えるけんや大根おろしなどにしたりするのがおいしいかと思います。
もちろん、煮物にしても美味しいのですが、煮物にするよりも水分量を活かしたサラダや和え物の方が適しているかと思います。
今日の食卓に春大根サラダを１品添えてみてはいかがですか？